1995年 台東県東河村
中村輝夫(阿美族[アミ族] 民族名・スニヨン、漢名・李光輝)の遺影と妻の正子(よしこ)さん
中村輝夫(阿美族[アミ族] 民族名・スニヨン、漢名・李光輝)の遺影と妻の正子(よしこ)さん
「この家には玄関というものがなく、幅広のサッシュの四枚戸の内側が、応接間ふうの広い部屋になっている。
正面の壁面は取り付棚になっていて、中村輝夫のパネルやステレオ、人形、洋酒の瓶、グラスなどがいっぱいに飾られている。
その前のソファに座ると、そこからは前庭を隔てて黄ばんだ稲穂、そのすぐ向こうにのっぺりと碧い海が見えた」
――佐藤愛子『スニヨンの一生』文藝春秋 1984年
正面の壁面は取り付棚になっていて、中村輝夫のパネルやステレオ、人形、洋酒の瓶、グラスなどがいっぱいに飾られている。
その前のソファに座ると、そこからは前庭を隔てて黄ばんだ稲穂、そのすぐ向こうにのっぺりと碧い海が見えた」
――佐藤愛子『スニヨンの一生』文藝春秋 1984年